前立腺癌で寝たきり状態の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
80代 男性
前立腺癌で食欲もなくなり、立つことさえもできなくなってきており、在宅で寝たきり状態の為、漢方薬で何とかしたいと代理の方がお越しいただきました。
ほとんど流動食で、少し食べると嘔吐や吐き気が起こり、かなり衰弱されているようです。
腰も痛くなり、ほとんど寝たきり状態になっているそうです。
病院で抗がん剤を進められたが、体がボロボロ状態になるため、もうやりたくないそうです。
中国医学的に『気血両虚』『脾腎両虚』の状態と考えられます。
その為、体力や血液を補っていく漢方、体調を整える漢方などをお渡ししました。
2週間ほどして食欲が出てきて元気になってきているという報告を受けました。
吐き気や嘔吐も毎日あった状態から、ここ2週間のうち2~3回ほどに減ってきているそうです。
1か月ほどして寝たきり状態でしたが、動けるようになっていたと喜ばれておられます。
引き続き体調がいいため、続けて頂いております。
中国医学の考え方は、腫瘍は血液や水分、老廃物の塊によってつくられていきます。
抗がん剤で癌を小さくしていく事ももちろん必要とは思いますが、体力や免疫力がなくなると癌が小さくなる前に人間の体が抗がん剤などで耐えられなくなり、亡くなられる方の方が多いように見受けられます。
その為、抗がん剤は頑張りすぎない事です。
疲れが溜まりすぎる状態ではやらないほうが良い事もあります。
また、CTなどの検査を受け過ぎることで放射線を自ら被ばくして腫瘍をつくっていく事もありますので、何でもかんでもCTなどの検査をすればいいわけでもありません。
漢方薬を飲んで元気になり、腫瘍細胞も小さくなられる方も多くいらっしゃいます。
いろいろ試してうまくいかない多は是非、ご相談くださいね。
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